AIによって職が奪われるのではなくて、AIを使う人によって職が奪われる。
誰かがそんな事を言っていた気がする。

それは正しいと自分は賛同する。
別に変わった話ではなくて、その方が利益率が良くなるからだ。
OpenAIでもAnthropicでもいい、APIで何かしら従量課金で命令を出してみたら
どのぐらい課金されるかやってみて欲しい。

私は会議の文字起こしをやってもらった。
録音されたmp3データを渡して話者ごとに何を行っていたか対話形式で書き起こしてもらい
録音された会議の概要を書いてもらった。

ほんの数秒待っただけで答えが帰ってきて、ほぼ正確なものが返ってきた。
使用された料金は0.2ドル、日本円に換算すると約30円だった。

本来ならライターさんとか、新入社員にお願いしていた仕事を
ほんの数秒で僅かな料金で完了してもらえる。

そう想像したら自然と笑いが込み上げてきた。
そうなったらAI使うでしょう。

最初にも行ったけど、AIを使う人によって職が奪われるという
誰かの発言には賛同する。

最近のAIを使ったエディタやプラグイン
具体的にはCursorとかClineだ。
これによってほとんど人がコーディングすることはなくなるのは目に見えてきた。
代わりにプログラミングする人はAIに依頼するのに十分なシステム設計にシフトするだろう。
一つ上流工程に上がるイメージだ。

同様に今まで設計をしていた人は、一つ上流工程の設計や要件定義に食い込むようになるはず。
そうなるとそもそもシステム開発をすべきか、事前調査(サーベイ)をしたり、データサイエンス的な領域に入っていって需要があるかを調査する。

そのように一人ひとりに任される仕事が一つ上がると思う。

自分はこれをIT領域だけ地面が隆起したように想像している。